館内ご案内/製作室

快適に暮らせるように、願いを込めて。

様々な素材や型もいっぱいの「工房」は、幸和義肢研究所の心臓部と言っていい場所です。

義肢装具は「身体の一部」ですから、採寸・採型に合わせて、その人に合うように加工が欠かせません。一人ひとり身体の形も、接合部の状態も異なりますから、その加工も1つ1つ手作業で行います。より違和感がなく、十分な強度があり、衛生面でも問題の少ない素材を探し、それらを削ったり、重ね合わせたりして必要な形に整えていきます。

わずか1ミリのズレが大きな違和感になってしまうこともありますから、精度の高いものでなければなりませんし、安全性やメンテナンスにも配慮が必要になります。
同じような状態の人でも、感じ方が違う事もあります。長年の技術と経験に加えて「使う人を思いやる気持ち」がモノを言う作業なのです(お客様と同じ障害を持つスタッフもいます)。

幸和義肢研究所の工房には、様々な設備・機材がありますが、作っているのは一人ひとりのスタッフです。
どれほどの道具があっても、それを使うスタッフに「誇りと責任」がなければ、本当に役に立つ義肢や装具は作れないのです。

一つひとつの義肢装具には、お客様と私たちスタッフの思いが込められています。

 

 

■関連ページ
 ・幸和義肢研究所とは
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2018年9月10日